e-Rubberとは…
電気と力で機能する次世代ゴム。基本構造はゴムを2枚の電極で挟んだ薄い膜です。
●センサ機能
ゴムが圧力で押しつぶされたり、引っ張られたりすると、電極に蓄積できる電気の量が変わります。
センサ
圧力センサ例
<特徴>
- 薄い
- 軽量
- 柔軟
- ワイドレンジ
- 微荷重を検知できる
- タフ
●アクチュエータ機能
電圧をかけると2枚の電極に蓄積されたプラスとマイナスの電気が引き合い、真ん中のゴムが押しつぶされることで収縮します。
アクチュエータ(動力源)
<特徴>
- 軽量
- 無音(音がせず動く)
- 大きく変位
- 速やかに動く
- 柔軟(優しい動き)
- 省エネ(発熱しない)
ニーズに応えた開発でe-Rubberセンサの可能性を広げる
eRインソール×様々なデータ=今までに無い新しいサービスを。
e-Rubberは、少子高齢化社会、医療・介護、スポーツなど、様々な分野での活用が期待されます。
- 各種スポーツでの動作解析に活用することで、スキル向上につなげることができます。
- 各種データを時系列で解析することで、歩行の特徴をつかみ、加齢などで足腰が弱くなってきた状態(フレイル)の検知など、要介護にいたる前に早期発見する「予防医療」の社会的な取り組みを、名古屋大学・愛知県新城市などと連携して進めています。
e-Rubber応用製品
●スマートインソール FEELSOLE
- 柔らかく、薄くて軽いe-Rubberセンサをインソールに内蔵し、体のバランスや体重移動などのデータを収集できます。