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2016年2月29日
世界トップレベルの高効率照明用LEDを開発
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は、省エネルギー社会の実現に向けたLEDの新製品として、世界トップレベル※1の高効率となる200lm/W※2を実現した照明用LEDパッケージを開発し、サンプル出荷を開始します。
※1 当社調べによる(2016/2時点)
※2 LEDの発光効率の単位で、単位電力あたりの全光束(光の量)を表す開発した製品は、青色LEDチップと蛍光体を組み合わせた構造で、主にLEDチップとパッケージ材料の改良によって、世界トップレベルとなる高効率化を達成しました。
特長は、「小型」「高効率」に加え、熱硬化性樹脂材料を採用することで、耐熱性と耐ガス性に優れる「高信頼性」を実現しています。
開発した製品のサンプル出荷は3月から開始し、またコスト対応力に優れた185lm/Wの製品も同時に開始します。
今後は、本年秋ごろを目途に、更に高効率化した製品も開発する予定です。
豊田合成はLEDのトップメーカーとして、世界のお客様のニーズに合った製品開発を通じ、選ばれるグローバルサプライヤーを目指していきます。
〔製品の概要〕
1. 商品名 TG White 30 H TG White 30 E 2. パッケージタイプ 3030 3030 3. サイズ(mm) 3.0×3.0×0.65 3.0×3.0×0.65 4. 搭載チップ数 2 1 5. 効率※3 200 lm/W
(世界トップレベル)185 lm/W 6. サンプル出荷開始時期 2016年3月~ 7. 量産予定時期 2016年4月~ 8. 用途 照明用途(電球タイプ、蛍光灯タイプ、ダウンライト、シーリングライトなど) ※3: 65mA駆動で色温度5000K、Ra≧80の場合