豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は5月22日から3日間、パシフィコ横浜(横浜市)で開催される
「人とくるまのテクノロジー展2024」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展し、モビリティの変化や脱炭素化に対応した
製品・技術を紹介します。
新たなモビリティへの対応として、安心・安全や快適に寄与する当社技術を小型のBEV(電気自動車)に搭載したコンセプトカーや
FCEV(燃料電池自動車)の「高圧水素タンク」を展示します。また、脱炭素化への対応として、廃車から回収した
プラスチックの再生技術などを紹介します。
【出展概要】
■会期:2024年5月22日(水)~5月24日(金)
■場所:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース
豊田合成ブース:展示ホール 小間番号 381
■展示会URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
■主な展示内容
1. 新たなモビリティへの対応
1-1.「Flesby(フレスビー)BEVコンセプト」
ハンドルにアクセルやブレーキなどの操作機能を集約、エアバッグをシートベルトと一体化し、広々とした
コックピッド空間を実現します。
1-2.「前席センターエアバッグ」(初出品)
運転席のシート側面(車両センター側)に搭載され、側面衝突の際に、乗員がシートベルトからすり抜けてドアなどに
ぶつかることを防ぐとともに、乗員同士がぶつかった際に受ける衝撃を軽減します。
1-3.「高圧水素タンク」
FCEVの主要部品の1つ。水素を高圧(約700気圧)で圧縮して効率的に貯蔵します。トラックや船舶など
各種モビリティへの活用が拡大しています。
2. 脱炭素への対応
2-1.「廃車由来の再生プラスチック(内外装部品)」(初出品)
自動車部品の材料調達からリサイクル・廃棄におけるCO2削減に向け、廃車のプラスチック
部品(石油由来材)を新車向けに再利用する材料技術。独自技術により、新素材同等レベルの
物性・低臭気を実現しています。
3. ライフソリューション関連展示
3-1. 「高出力UV-C LEDパッケージ」(初出品)
1チップで世界最高水準となる200mW級の光の出力※を実現したUV-C LEDを開発。
将来的な水銀ランプの代替も含めてUV-C LEDの活用領域が拡大、より衛生的で安心・安全な暮らしの実現への
貢献が期待されます。
※’24/3末時点当社調べ
3-2. 「GaNパワー半導体」
GaNの結晶成長技術を用いて、大電力を効率的に制御できる次世代パワー半導体の開発を推進。充電ステーションをはじめ、
将来的にBEVでの活用が期待されます。
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